【NBA】クリッパーズが獲得すべき、5人のプレイメーカー【トレード・移籍の噂】

 こんにちは、たける(@dime_time_life)です。
 今回はロサンゼルス・クリッパーズに関する噂を紹介します。
 

 クリッパーズは、カワイ・レナードとポール・ジョージのスーパースターデュオを結成して以来、1つの問題を抱えていました。それはプレイメーカーの不在です。強いチームには必ずといっていいほど、レベルの高いプレイメーカーがいます。チームにはレジー・ジャクソンとパトリック・ベバリーがいますが、優勝を目指すのなら少々物足りない気もします。


 そこでシーズン終了後、クリッパーズが優勝できなった場合、新たなプレイメーカーの獲得を目指すのではないかいう噂が出てきました。


 今年の夏に獲得できる選手の候補は、様々な条件がありますが5人ほどいます。 
 それでは、クリッパーズが狙うべき5人のプレイメーカーについて見ていきましょう。

 

1.ケンバ・ウォーカー

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 1人目はケンバ・ウォーカーです。
 ケンバ・ウォーカーは、今シーズン怪我からの復帰ということもあり、プレイに一貫性がなく本来の実力を発揮できずにいます。ボストン・セルティックスは将来、ジェイソン・テイタムとジェイレン・ブラウンの2人をベースにチームを作っていくことは、ほぼ決定事項です。ケンバ・ウォーカーをトレードに出すことで、この若手コンビの周りを固める選手を得ることができます。

 

トレード案

 ◆クリッパーズ獲得

  ケンバ・ウォーカー


 ◆セルティックス獲得

  パトリック・ベバリー
  マーカス・モリス
  イビツァ・ズバッツ
  テレンス・マン
  将来の2巡目指名権 × 2


 クリッパーズはカワイ・レナード、ポール・ジョージに次ぐにも第3の得点源になりえる優秀なポイントガードを加えることができます。ケンバ・ウォーカーはリーグで過少評価されているプレイヤーの1人です。堅実なプレイメイクが出来て、1試合60得点も記録したことがあるように得点力も兼ね備えています。鋭いクロスオーバーを駆使したドライブも魅力的です。


 セルティックスは見返りに、ベテランと若手を受け取ります。パトリック・ベバリーとマーカス・モリスはどちらもプレイオフの経験を持つベテランであり、ベバリーは強固なディフェンス、モリスは両フォワードをこなせる万能性と優れたオフェンス力をチームにもたらします。イビツァ・ズバッツはスターティングセンターとして活躍することでしょう。テレンス・マンは素晴らしいシューターになる可能性を秘めています。

2.CJ・マッカラム

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    2人目は、CJ・マッカラムです。
 ポートランド・トレイルブレイザーズは長年チャンピオンにチャレンジしていますが、なかなか結果が伴っていません。シーズンオフに再建を開始する可能性もゼロではないと思われます。もしチームの再建を決めた時、マッカラムも獲得を考慮すべきターゲットとなります。

トレード案

 ◆クリッパーズ獲得

  CJ・マッカラム


 ◆トレイルブレイザーズ獲得

  マーカス・モリス
  ルーク・ケナード
  イビツァ・ズバッツ
  ダニエル・オトゥル
  将来の2巡目指名権


 マッカラムは、抜群のシュート力と華麗なハンドリングスキルを持った、シューティングガードだと知られています。しかしデイミアン・リラードがベンチにいる際、プレイメイキングをしていたのはマッカラムです。また今シーズンは平均ターンオーバーが1.3本とミスが少ないのも特徴です。クリッパーズでもプレイメーカーの才能を存分に発揮してくれるでしょう。


 マッカラム
とのトレードでは、クリッパーズはかなり大きなパッケージをブレイザーズに送らなければなりません。マーカス・モリスはサラリーを合わせる目的で放出されますが、ベテランとして若手を助けることもできますし、後に有能なトレードのピースとして扱える可能性があります。ルーク・ケナードとイビツァ・ズバッツはどちらも、再建の一部となる可能性のある優秀な若手プレイヤーです。ダニエル・オトゥルは、モントレズ・ハレルのようになれる可能性をもったビッグマンです。きっとトレイルブレイザーズの再建の助けとなることでしょう。

3.カイル・ラウリー

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 3人目は、カイル・ラウリーです。
 トロント・ラプターズは今季、不調のシーズンを送っています。プレイオフどころかプレイイントーナメントにも出場できないことがすでに決定しています。このタイミングで再建に舵を切ることは想像に難くありません。そうなった場合、ラウリー獲得も選択肢に含めることができます。

トレード案

 ◆クリッパーズ獲得

  カイル・ラウリー(サインアンドトレード)


 ◆トレイルブレイザーズ獲得

  パトリック・ベバリー
  イビツァ・ズバッツ
  テレンス・マン
  将来の2巡目指名権

 

 

 ラウリーは現在35歳ながら、1試合平均で17.2得点・5.4リバウンド・7.3アシストをマーク、3P成功率も39.6%を記録しており、まだまだ第一線で活躍できることは明白です。また優勝を経験したベテランとして、チームをまとめあげることもできます。カワイ・レナードともプレイしていたので相性も問題ありません。しかしラウリーはラプターズのレジェンド的存在であるため、サインアンドトレードで対応する必要があります。ラウリーとしても自身2度目の優勝を目指せるクリッパーズへの移籍は、魅力的に映るかもしれません。


 パトリック・ベバリーはサラリーを釣り合わさせるために放出されますが、ラプターズのディフェンスシステムに適合し、助けとなることでしょう。イビツァ・ズバッツはスターティングセンターとして、テレンス・マンは期待の若手シューティングガードとしてチームに貢献することでしょう。

4.マルコム・ブログドン

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 4人目は、マルコム・ブログドンです。
 今シーズン、インディアナ・ペイサーズは期待外れなシーズンを過ごしているチームの1つです。低調の原因として選手とコーチ陣の不和が原因とされています。もし来シーズンにコーチの交代が無い場合、ブログドンはおそらくトレードを要求するでしょう。その際はブログドンを獲得できるチャンスです。

トレード案

 ◆クリッパーズ獲得

  マルコム・ブログドン


 ◆ペイサーズ獲得

  マーカス・モリス
  パトリック・ベバリー
  テレンス・マン
  将来の2巡目指名権 × 2

 

 ブログドンは、今季は平均21.2得点、5.9アシスト、3P成功率38.8%を記録しています。ディフェンスも良く、必要とあらばウイングプレイヤーまで対応することができます。彼は球離れが良く、ボールを上手く回してプレイを作っていきます。頭がよく非常にスマートなプレイヤーとして知られています。クリッパーズでも、2人のスーパースターを生かしたプレイメイキングと優れたディフェンス力でチームの役に立つでしょう。


 ペイサーズは今後プレイオフで勝ち抜くためにロスターを少し変更しなければならない時かもしれません。マーカス・モリスとパトリック・ベバリーの2人のベテランは、若いチームに経験をもたらします。テレンス・マンは3P成功率40.9%を記録する将来有望なシューターです。また2巡目指名権はペイサーズの将来のチーム構築に役立ちます。

5.スペンサー・ディンウィディー

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    5人目は、スペンサー・ディンウィディーです。
 ディンウィディーは、今シーズン早々に右十字靱帯の部分断裂の怪我を負い、残り全試合を欠場することとなりました。当初はスターティングガードとして出場していましたが、ブルックリン・ネッツは、元シーズンMVPのジェームス・ハーデンを獲得。復帰後はベンチスタートとなることは濃厚です。ディンウィディーが出場機会を求め、プレイヤーオプションを行使しFAとなった場合、クリッパーズは獲得に手を挙げるでしょう。

トレード案

 ◆クリッパーズ獲得

  スペンサー・ディンウィディー


 ◆ネッツ獲得

  マーカス・モリス
  将来の2巡目指名権


 ディンウィディーは、どちらのバックコートポジションでもプレイできる優れたコンボガードです。ペリメーターディフェンスが上手く、昨シーズンは平均20.6得点・6.8アシストをマークしています。怪我が治り完全復帰を果たすことができたら、クリッパーズで第3の得点オプションとして活躍できるでしょう。おそらくネッツに所属しているよりも、多くの出場時間も得ることができます。


 クリッパーズには、キャップスペースがありませんので、FAとしてディンウィディーを獲得することは難しいです。ですので、サインアンドトレードで彼を獲得することになるでしょう。ネッツとしても、何もせずにディンウィディーを失うことは好まないはずです。マーカス・モリスは安定したシュート力と優秀なディフェンス力が特徴で、スター揃いのネッツでも非常に役に立つ存在になるはずです。


まとめ

 クリッパーズが獲得を狙う5人のプレイメーカーを紹介しました。
 どの選手を獲得しても、確実に戦力アップにつながりそうです。
 私としては2つの理由から、CJ・マッカラムのトレードがクリッパーズにとって1番いいのではないかと思います。
 
 
 ① 3P成功率の高さ
 クリッパーズは下記のTwitterの通り、今季チームの3P成功率で41.7%という素晴らしい数字を残しています。マッカラムも今季39.6%をマークしており、3Pが武器のチームにもしっかりと貢献できるはずです。


 ②アシスト:ターンオーバー比率の低さ
 マッカラムは今シーズン、1試合平均4.7アシスト、1.3ターンオーバーを記録。
 アシスト:ターンオーバー比率は、リーグ9位の3.5となっており、これはレジー・ジャクソン(2.7、リーグ36位)よりもいい数字となっています。ハンドラーの役割をこなしている選手としてはかなり優秀な記録です。またハンドリングも高いレベルにあります。このことから、ボールを扱うスキルと判断力が非常に良く、ミスをほとんどすることなくプレイメイクができるということが分かります。


 この2つの理由から、私はCJ・マッカラム獲得を推します。
 ただその前にブレイザーズが再建に向かうという前提がありますが…。
 次点で、ケンバかラウリーがいいと思います。マッカラムよりも獲得のハードルも低いので。ブログドン獲得は厳しいでしょう、ペイサーズの中でサボニスと並んで最重要な選手とされています。ディンウィディーは怪我から復帰直後というのが難点かなと。


 今シーズン優勝できなければ、この夏に確実にプレイメーカーの獲得に動いてくると推測されます。この5人の候補から獲得するのか?もしくは違うプレイヤーを補強するのか?クリッパーズの夏の動きに注目しましょう。

 

 以上、クリッパーズとプレイメーカーの噂についての紹介でした。
 今回も最後まで、読んでいただきありがとうございます。
 このトレードには賛成!とか、自分だったらこの選手を取る!など意見がもしありましたら、ぜひぜひコメント欄にてお聞かせください。

 それでは。


参考
FADEAWAY WORLD
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