どうも、たける(@dime_time_life)です。
今回は「FADEAWAY WORLD」より、アトランタ・ホークスのクリスタプス・ポルジンギス獲得の噂についての記事がありましたので、詳細を追っていきたいと思います。
参考
fadeawayworld.net
一体、どのようにしてポルジンギスを獲得するのか?
ポルジンギスはホークスにフィットするのか?
それでは早速、見ていきましょう。
アトランタ・ホークスの現状
まずは、アトランタ・ホークスについて。
エースガードのトレイ・ヤング率いる、アトランタ・ホークスは今シーズン、躍進が期待されていました。
オフに積極的な補強を行い、ロスターに実力者を多く揃えたからです。
しかしふたを開けてみると、なかなか勝ちに恵まれず、一時イースト11位まで沈んでしまっていました。
ホークスフロントは、コーチの手腕が不調の原因だと判断。
ロイド・ピアースを解雇し、ACのネイト・マクミランをHCに起用しました。
すると怪我人が戻って来たこともあり、チームは復調。
マクミランがHC就任以降、27勝11敗とし、イースト第5シードを獲得し(シーズン成績:41勝31敗)、4年振りのプレイオフ進出を果たしました。
またシーズン前には、スターティングPFであるジョン・コリンズが、4年9,000万ドルの大型契約延長を拒否していたことも明らかになりました。
コリンズは自身がマックス契約に値すると見ており、契約合意には至らなかった模様。
今季終了後に制限付きFAとなるため、夏の動きに注目されます。
クリスタプス・ポルジンギスについて
次に、クリスタプス・ポルジンギスについて少し触れます。
ダラス・マーベリックス所属のセンター/フォワード。
現在25歳、体格は、221.0 cm / 108.9 kg。
今シーズンは、平均20.1得点、8.9リバウンド、FG成功率47.6%、3P成功率37.6%を記録。
身長に似つかわしくない機動力と、優れたシュート力を持った、才能あふれるビッグマン。
その稀有なプレースタイルからついたニックネームは、「ユニコーン」。
ミドルレンジのジャンプシュートや、3Pラインからのシュートが主な得点パターンで、シュートアテンプトの約40%が3Pシュートとなっています。
ジャンプシュートを多用するスタイルですが、2P成功率は53.6%と高い確率を誇っています。
ピックからの合わせや、キックアウトのパスを受けてのシュートが多く、1対1やポストアップはあまり多用しません。
また高い身長と機動力を生かした、ダンクやプットバック、ブロックなど豪快なプレイも、ポルギンジスの魅力です。
問題点としては、怪我がちだということです。
まだフルシーズンを戦い抜いたことがなく、今シーズンは72試合中、43試合の出場に終わっています。
トレード案
続いて、気になるトレード案を見ていきます。
◆ホークス獲得
クリスタプス・ポルジンギス
◆マーベリックス獲得
ジョン・コリンズ(サインアンドトレード)
キャメロン・レディッシュ
ホークスは才能豊かなビッグマンを獲得
ポルジンギスは、怪我のために多くの試合に出場できませんでしたが、健康であれば彼はリーグで最も才能のあるビッグマンの1人です。
ホークスにトレードされた場合、トレイ・ヤングに次ぐ2番目の得点オプションにとして活躍できます。
またクリント・カペラとツインタワーを組み、221cmの身長を生かしたブロックやリバウンドで、ディフェンスでも貢献できるでしょう。
ジョン・コリンズを失うことは痛いですが、ポルジンギスの加入により、ダイナミックなオフェンスを展開することができる可能性があります。
キャメロン・レディッシュを失うことは、すでにオフェンスで堅実なプレーをするデアンドレ・ハンターのようなウィングプレーヤーがいるため、それほど痛手ではなさそうです。
クリスタプス・ポルジンギスは間違いなく才能があり、ホークスオフェンスをヤングと共に新たな高みに引き上げてくれるでしょう。
マーベリックスは、期待の若手を手に入れる
ホークスとのトレードにより、ポルジンギスに代わる有望な若いビッグマンをロスターに加えることができます。
先述の通り、ジョン・コリンズはシーズン開始前にホークスからの契約延長を断りました。
これは、ホークスがこのオフシーズン中にサインアンドトレードを試みる可能性があることを意味します。
マーベリックスは、ルカ・ドンチッチの隣でプレイできる第2のハンドラーを探していると噂されています。
キャメロン・レディッシュは、まさにその希望に見合うプレイヤーになれる可能性があります。
レディッシュは、まだホークスで成功したとは言い難いですが、彼のポテンシャルが輝く時もあり、移籍してチームを変えることで才能が開花するかもしれません。
ただし、ここで重要なのはレディッシュではなく、コリンズです。
もちろん、コリンズはマーベリックスへのサインアンドトレードに同意する必要があります。
ですがマーベリックスは、コリンズにとってより良いトレード先の1つです。
コリンズは機動力があり、フロアに上手くスペースを作れるので、ドンチッチにとって素晴らしい補完的なプレーヤーになる可能性があります。
ドンチッチと組むことで、コリンズの良さがさらに引き出され、楽に得点を重ねることができることでしょう。
このトレードで、マーベリックスはスターを譲渡する代わりに、ドンチッチと共に将来よりよいチームに発展させることができる、2人の堅実なプレイヤーを手に入れます。
まとめ:コリンズとは再契約したほうがいい
ホークスとマーベリックスのトレードについて見てきました。
結論から言うと、このトレードには反対です。
ホークスは、ジョン・コリンズと再契約したほうがいいと思います。
一番大きな理由としては、オフェンス力の高さが挙げられます。
今季のコリンズは、
2P成功率:61.7%
3P成功率:39.9%
eFG%:61.0%
FT成功率:83.3%
となっています。
全ての数字が、高水準です。
特にeFG%が秀逸で、リーグ全体では15位、PFに限ると3位となっています。
3Pも1試合で、平均3.3本しか打っていませんが、ほぼ4割の確率で決めています。
FT成功率も高いことから、純粋にシュートが上手いことが分かります。
さらに言うと、コリンズは1ドリブル以内のシュートアテンプトが10.6本あります。
これは、パスをもらってからのシュートが多いということ。
つまりアシストをもらう動きが上手く、連携から高確率で得点を決めれる選手だということが分かります。
そしてホークスのオフェンシブレーティングは、コリンズがオンコートの時は116.0。
オフコート時は108.8と、実にオンとオフの差が7.2もあります。
チーム内では2番目に差が大きく、オフェンスでの貢献度が大きいと言えます。(1番は、トレイ・ヤングの13.8。)
ポルジンギスは、ミドル・ロングレンジのシュートを打ち、フロアスペーサーとして活躍することができます。
だけどボールに合わせて動くというより待つことが多く、さらにミドルレンジや3Pを打つことがほとんどなので、連携が生まれにくく、オフェンスが止まる場面が出てきてしまうかなと個人的に思います。
コリンズは優秀なプレイメーカーがいれば、どのチームでも活躍できる選手。
マブスに行ってもうまくやれるはずですが、そんな優秀な選手をホークスは手放してはいけないと思っています。
まずこのトレード自体、コリンズとの延長契約に失敗するという前提の噂でもあるので、起こりうる確率は、だいぶ低いのかなと予測します。
以上、アトランタ・ホークスのクリスタプス・ポルジンギス獲得の噂についての紹介でした。
今回も最後まで、読んでいただきありがとうございます。
このトレードには賛成!とか、自分だったらこの選手を取る!など意見がもしありましたら、ぜひぜひコメント欄にてお聞かせください。
それでは。