どうも、たける(@dime_time_life)です。
今回は「FADEAWAY WORLD」より、ニューヨーク・ニックスでブルズが再結成?という記事がありましたので、詳細を追っていきたいと思います。
ちょっとネタっぽい感じですが、内容はいたってマジメです。(笑)
それでは見ていきましょう。
ニックス、来シーズンに向けて
ニューヨーク・ニックスは、NBAで最高のシンデレラストーリーのひとつでした。
昨シーズンは21勝45敗。開幕前、ニックスに期待しているNBAファンはほぼほぼ皆無だったと思います。
ところが今シーズンのニックスは予想に反し躍進を遂げ、イースタン・カンファレンスで4番目のシードを獲得しました。
そして8年振りのプレーオフでは1stラウンドでアトランタ・ホークスと対戦。
第3戦からデリック・ローズとタージ・ギブソンの元ブルズの2人がスタメンとしてプレイしましたが、ランドルが絶不調に陥ってしまい、1勝4敗で敗退しました。
プレイオフでは1回戦敗退となってしまいましたが、MIPに輝いたジュリアス・ランドルと最優秀コーチ賞を受賞したトム・シボドーがいるニックスには、輝かしい未来が待っていることでしょう。
しかしこれからもっと先に進むために、ニックスはオフにいくつかの重要な決定を下す必要があります。
これには、ニックスをニューヨーク・ブルズに転換する決定も含まれます。
すでにストーリーは進み、再会が間近に迫っている可能性は十分にあります。
『ニューヨーク・ブルズ』結成への道
それではどのようにしたら『ニューヨーク・ブルズ』を作り上げることができるのか見ていきましょう。
ジミー・バトラーのトレード
ニューヨーク・ブルズ結成の最大のミッションは、マイアミ・ヒートのジミー・バトラーを獲得することです。
ニックスには残念ですが、ランドルは1stオプションを務めるに力不足ということが、プレイオフで明らかになりました。
実際プレイオフでのランドルはFG成功率が30%未満で、オフェンスで頼りになったのは32歳のローズの個人技でした。
チャンピオンシップを争うチャンスがあるチームには、このリーグでトップ15にランクインするであろうスーパースターが必要です。
バトラーがブルズとティンバーウルブズのメンバーだったとき、彼はオールスターでした。
現在バトラーは、2019年にヒートをNBAファイナルに導き、真のスターへと成長しました。
バトラーは、リーグで最高の2wayプレーヤーの1人で、ニックスでは主にディフェンスで大きな責任を担うことを求められるでしょう。
トレード要員としてニックスは、オビ・トッピン、ケビン・ノックス、イマニュエル・クイックリー、ミッチェル・ロビンソン、2021年の1巡目指名権×2 をヒートへ送り出す可能性が高いです。
バトラーはトム・シボドーHCと組むのは3回目となりますが、3回目の正直ということわざの通り、もしかしたらNBAファイナルまで到達することができるかもしれません。
デリック・ローズと再契約
10年前のシーズンMVPは、重い怪我を負った後に自分自身を改革し、今ではニックスのオフェンスにおける主力となり活躍しています。
ローズはホークスとの1stラウンドで、ゲーム2で26得点・4アシスト、ゲーム3では30得点・6リバウンド・5アシストという目覚ましい活躍を見せました。
プレイオフでは、1試合平均35.0分出場、19.4得点、5.0アシスト、3P成功率47.1%を記録しています。
ニックスにとって、ベンチにローズを取り戻すことがオフの重要課題と言えます。
ローズはシーズン中、何試合かではスターターとして起用される可能性がありますが、ニックスが真のスーパースターを補強することができれば、ローズをベンチに固定し、シックスマンとして起用するでしょう。
ローズの才能とスキルをもってすれば、シックスマン・オブ・ザ・イヤーを競うことも可能です。
ブルズ黄金時代にシボドーと一緒にMVPを獲得し、ACL 損傷後のブルズの競争の激しいシーズン中にバトラーとペアを組んでいました。
2人は当時も一緒に素晴らしかったし、これからもきっと素晴らしいものになるでしょう。
タージ・ギブソンと再契約
ニックスに戻るかどうかわからなかったタージ・ギブソンは、レギュラーシーズン45試合に出場し、平均5.4得点、5.6リバウンドを記録しました。
35歳のギブソンは、1stラウンド5試合で 24分、30分、26分、24分、33分をプレーして、3試合目からはスターティングラインナップでプレイしました。
プレイオフでは1試合平均27.6分出場・5.0得点・7.0リバウンド(うちオフェンスリバウンド3.2本)を記録し、ニックスのインサイドを支えました。
ギブソンはシボドーのコーチングの哲学、そしてが何を望んでいるかを熟知しています。
さらに重要なことは、勝ちを欲している経験豊かなベテランです。
ギブソンはブルズに在籍していた頃、素晴らしいチームメイトでした。
当時のようなスタッツは残せないかもしれませんが、プレイオフでの活躍はギブソンがまだまだ動けることができることを示しています。
ヘッドコーチは引き続きトム・シボドー
シボドーは2020-21シーズンの最優秀コーチ賞を受賞しました。
この賞を受賞するのは2回目で、1回目はブルズでローズがMVPに輝いた時です。
シボドーは必要に応じてスターターを40分プレーさせることで有名です。
戦略としてはディフェンシブファーストを信条とし、どのプレーヤーからも最高のものを引き出すことができます。
バトラーをトレードしてニューヨーク・ブルズの雰囲気を作り出すというアイデアは、ニックスのマーケティング的にはとてもおもしろいですが、チーム全体にとっても素晴らしいことです。
ニックスはローズをシックスマンとして起用するには、真のポイントガードを見つける必要がありますが、いずれにせよ試合の終盤からクラッチタイムにかけては出場すると思われます。
RJ・バレットは、バトラーがスモールフォワードでプレーできるようにシューティングガードにポジションを移動することになるでしょう。
パワーフォワードにランドルが、そしてセンターにはナーレンズ・ノエルがいます。
これは堅実なディフェンシブユニットであり、最も重要なときに得点が獲れるプレーヤーが少なくとも4人含まれています。
当時のブルズとしてNBAファイナルに進出することは失敗しましたが、元ブルズのメンバーはニックスが代わりにファイナルに勝ち進むことを助けることができるでしょう。
まとめ:ブルズ再結成は難しそう
ただのネタ記事だと思っていたら、割とまじめな内容だったので思わずブログにまとめてしまいました。
でもニューヨーク・ブルズ結成、ネタとか抜きにすごくいいと思います。
バトラーの補強は的確だし、あとスターをもう1人獲れたら、チャンピオンシップ狙えるようになるはずです。
だけど個人的には実現は難しいかなぁと思います。
まずヒートがバトラーをトレードに出すのは考えにくいです。
確かに今年のプレイオフは失敗しましたが、それでもまだバトラーの信頼は失われていません。
そしてヒートもオフには積極的に補強を実行して来シーズンに備えると思います。そこにはバトラーが必要です。
あとローズもニックスとの再契約の可能性は50/50だと思います。
おそらくローズの移籍において求める部分は、優勝できるかというのが大きなウエイトを占めます。
なのでニックスのオフの補強次第かなと。ランドルが1stオプションじゃ優勝はできないし。スーパースターを獲得できたら残るかもしれません。
※ローズの移籍についてもブログ書いてますので、良かったら合わせて読んでみて下さい。
NBAファンとしては、元ブルズの選手たちが再結成して優勝するっていうのはすごく見てみたいです。
ニックスにはこのまま古豪復活に向けて、なんとか頑張って欲しいと思います。
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以上、ニューヨーク・ブルズ結成の噂についての紹介でした。
今回も最後まで、読んでいただきありがとうございます。
このトレードには賛成!とか、自分だったらこの選手を取る!など意見がもしありましたら、ぜひぜひコメント欄にてお聞かせください。
それでは。