どうも、たける(@dime_time_life)です。
今回は「FADEAWAY WORLD」より、デンバー・ナゲッツの補強についての記事がありましたので、詳細を追っていきたいと思います。
題して、「デンバー・ナゲッツが優勝するために獲得すべきスター選手」です。
それでは見ていきましょう。
ナゲッツの今後
デンバー・ナゲッツは、シーズンMVPの二コラ・ヨキッチの驚異的な活躍をもってしても、プレイオフセミファイナルでフェニックス・サンズにスイープされてしまいました。
もうひとりのエースであるジャマール・マレーが、シーズン終盤に左膝前十字靭帯断裂という大怪我を負い、チームから離脱してしまったこともプレイオフ敗退に大きく影響しています。
マレーの怪我は完治するまでに通常は約1年ほどかかるとされており、来シーズンはマレー抜きで戦わざるを得ないことがほぼ決まっています。
そんな状況の中でもチャンピオンシップの獲得を目指すために、ナゲッツがオフに他のスタープレイヤーを獲得してもおかしくありません。
結局のところ、優勝するには必ずスターパワーが必要となります。
ではナゲッツが獲得すべきスタープレイヤーは誰なのでしょうか。
ナゲッツが獲得すべきスター
それではナゲッツが獲得すべき5人のスタープレイヤーを、トレード案と共に見ていきましょう。
1.デイミアン・リラード
◆ナゲッツ獲得
デイミアン・リラード
◆トレイルブレイザーズ獲得
ジャマール・マレー
ボル・ボル
PJ・ドジアー
将来の1巡目指名権 × 2
将来の2巡目指名権 × 2
デイミアン・リラード率いるポートランド・トレイルブレイザーズは、プレイオフファーストラウンドでほかならぬナゲッツに負けました。
ナゲッツにはジャマール・マレーやウィル・バートンといった主力がいなかったにもかかわらず、ブレイザーズは勝利を逃してしまいました。
リラードが優勝を渇望した場合、おそらくブレイザーズはリラードをやむなく放出するでしょう。
リラードは自分のすべてをフランチャイズに捧げており、リングを獲得するチャンスを得るのはリラードにとって公正なことです。
リラードがヨキッチとコンビを組むことになったら、そのチームはすぐに優勝候補の筆頭となるでしょう。
マレーは、すでにオールスターレベルに到達している優れたプレーヤーです。
しかしナゲッツが直ちに勝利を求め、リラードの獲得を望んだ場合、マレーは才能とサラリーのためにトレードの中心となる可能性があります。
またナゲッツはボル・ボルとPJ・ドジアーの2人の若い選手および複数のドラフト指名権もブレイザーズに送る必要があります。
正直なところ、ブレイザーズがデイミアン・リラードをキープする可能性が高いですが、NBAで不可能なことは何もありません。
2.ブラッドリー・ビール
◆ナゲッツ獲得
ブラッドリー・ビール
◆ウィザーズ獲得
マイケル・ポーターjr.
アーロン・ゴードン
ウィル・バートン
ボル・ボル
将来の1巡目指名権 × 2
今シーズン、ブラッドリー・ビールは平均31.3得点を記録し得点ランキングで2位の位置につけました。
しかしビールが素晴らしい功績を残しているにもかかわらず、それがウィザーズの勝利に結びついていないため、多くの人に軽く扱われているプレーヤーです。
もしナゲッツに加入すれば、ヨキッチのプレーメイキングのおかげで楽に得点を重ねられるようになり、他の有能なプレイヤーがいることでプレイすることがさらに楽になります。
そして多くの勝利を手に入れることができます。
ナゲッツとしてはスーパースターを獲得できるトレードではない限り、マイケル・ポーターJr.を放出したくないでしょう。
しかしビールはまさにそのスーパースターに当てはまります。
リーグのトップスコアラーの1人であり、多くのチームがビールをロスターに加えたいと考えています。
マイケル・ポーターJr.は素晴らしいシーズンを過ごしましたが、ウィザーズとのトレードを検討するには、ポーターJr.をこの取引に含める必要があるでしょう。
アーロン・ゴードンとウィル・バートンは、ビールのサラリーと合わせるためにポーターJr.と一緒にトレードされます。
バートンはプレーヤーオプションを保持しているため、行使しなければサインアンドトレードに同意してウィザーズにトレードします。
さらにボル・ボルと2つの将来の1巡目指名権は、ウィザーズに将来の見通しを与えます。
ナゲッツはこれだけの資産をあきらめるのは大変なことのように思えるかもしれませんが、スーパースターを獲得するには致し方ないことだと言えます。
3.ザック・ラビーン
◆ナゲッツ獲得
ザック・ラビーン
◆ブルズ獲得
アーロン・ゴードン
モンテ・モリス
ボル・ボル
PJ・ドジアー
将来の1巡目指名権
ザック・ラビーンのオフェンススキルセットは、ナゲッツが望んでいるもの、つまりショットクリエイトと爆発力のある3番目のスコアラーに最適です。
ラビーンは今シーズン自身初のオールスターに選ばれ、平均27.4得点・5.0リバウンド・4.9アシストを記録しました。
ラビーンはシカゴ・ブルズのファーストオプションとして常に強いディフェンスを受けながらも、これらの数字を上げています。
ブルズはオールスターのニコラ・ブーチェビッチを獲得し、ラビーンの負担を減らそうととしましたが、結局プレーイン・トーナメントを逃してしまいました。
ラビーンは勝利に値するプレイヤーであり、そしておそらくナゲッツは勝利を提供することができます。
ナゲッツはアーロン・ゴードンとモンテ・モリスを、ラビーンのサラリーを釣り合わせるために放出されます。
モリスは間違いなく、ラビーンに代わりブルズの得点源として活躍することでしょう。
そしてブルズが将来を築くために、若手とドラフト指名権を送る必要があります。
PJ・ドジアーは、オフェンスに伸びしろを持つ堅実なディフェンダーであり、ボル・ボルは試合に多く出場し経験を得ることで大きな戦力に成長する可能性があります。
4.パスカル・シアカム
◆ナゲッツ獲得
パスカル・シアカム
◆ラプターズ獲得
アーロン・ゴードン
ウィル・バートン
ボル・ボル
PJ・ドジアー
将来の1巡目指名権
パスカル・シアカム率いるトロント・ラプターズは今シーズンあまりうまくいかず、イースタンカンファレンスでまさかの12位に終わりました。
しかしシアカムは27歳で、これからキャリアの最盛期を迎えようとしています。
今季は平均21.4得点・7.2リバウンドに加え、キャリア最高の4.5アシストを記録しました。
ナゲッツにとってシアカムの加入は素晴らしいものであり、ニコラ・ヨキッチとジャマール・マレーに次ぐ素晴らしいサードオプションになることは間違いありません。
ナゲッツは、このトレードのサラリーベースとしてアーロン・ゴードンをあきらめる必要があります。
ウィル・バートンは堅実なスコアラーであり、ボル・ボルとPJ・ドジアーはラプターズの育成システムで成功する可能性があります。
そのシステムは実際にシアカムを素晴らしいNBAプレーヤーに成長させました。
将来の1巡目指名権は、仮に下位だったとしてもダイヤの原石を見つけることができることは多々あるため、ラプターズにも適しています。
5.ジミー・バトラー
◆ナゲッツ獲得
ジミー・バトラー
◆ヒート獲得
アーロン・ゴードン
モンテ・モリス
ボル・ボル
将来の1巡目指名権
将来の2巡目指名権
ジミー・バトラーはファーストラウンドでミルウォーキー・バックスにスイープされてしまい早々にプレイオフ敗退となってしまいました。
それでもバトラーは今シーズン、オールNBAサードチームとオールディフェンシブセカンドチームに選出されました。
平均スタッツも全体的にかなり好調で、21.5得点・7.1リバウンド・6.9アシスト、そしてキャリア最高の2.1スティールを記録しました。
バトラーはジャマール・マレーの隣で堅実なボールハンドラーになり、ニコラ・ヨキッチのプレーメイキングの負担を軽減させることができます。
ヒートは岐路に立つチームであり、おそらくバトラーを若い選手と交換することで、バム・アデバヨとタイラー・ヒーローを軸に再建することができます。
加えてバトラーにチャンピオンシップに勝つチャンスを与えるため、ナゲッツとヒートのお互いにとって有益なものになるでしょう。
ヒートは、アーロン・ゴードンとモンテ・モリスという堅実なプレーヤーを獲得します。
ゴードンはPGからPFまで守ることができる素晴らしいディフェンダーで、モリスは必要なタッチを与えられればいつでも得点できることを示しているスコアラーです。
またヒートはボル・ボルという有望な若手とドラフト指名権という、将来の選択肢を受け取ります。
まとめ:ナゲッツが優勝するために…
ナゲッツが補強すべきスター5人を見ていきました。
5人中4人がガードでしたね。
プレイオフのサンズ戦を見て分かる通り、マレーがいないせいでアウトサイドからの得点が取りにくい状況に陥ってました。
そんなときポーターjr.が代わりに得点源となることを期待されましたが、セットプレイも止められてしまい、まさに八方塞がりの状況でした。
マレーも約1年は離脱するでしょうし、上記のような理由からガードポジションの選手が多くなったのだと思います。
そんななかでやはり理想的なのはリラードですね。リラードを獲得できたらナゲッツは一瞬で優勝候補に変貌します。
個人的に、ザック・ラビーンがナゲッツに合うんじゃないかなと思いました。
ラビーンは1on1が得意で、速さのある切れ味鋭いドライブと高いシュート力が魅力な選手です。
今シーズンはFG成功率50.7%、3P成功率40.1%を記録しており、今回候補に上がったスター達よりも優れています。
サンズ戦のような状況になっても、個人技で打開できるラビーンのような選手がいるととても頼もしいでしょう。
またブルズではプレイメーカーとハンドラーもこなしています。
プレイメイクも年々上達しており、今季はキャリアハイの4.9アシストを記録。
このスコアリングとプレイメイクは、ナゲッツのオフェンスにかなり噛み合うんじゃないかと感じます。
あとここには載っていませんでしたがデマー・デローザンなんかもいいと思いました。
理由はラビーンとほぼ一緒です。
3Pが打てないという欠点はありますが、デローザンの得点力とプレイメイクはナゲッツのオフェンスの助けになるはずです。
だけど無理にスーパースターを獲得しようとせず、ヨキッチとマレーに次ぐ3番目の若い得点源を補強するほうが、チームのバランスも良くなってさらに強くなりそうです。
ただもしそれを実行すると、ポーターjr.をどうするかって問題があるんですよね。
外から実力者を連れてくるか、ポーターjr.の成長にかけるか。
ナゲッツが優勝するには、この2択のうちどっちを選ぶかにかかっていそうな気がします。
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以上、デンバー・ナゲッツが優勝するために獲得すべきスター選手についての紹介でした。
今回も最後まで、読んでいただきありがとうございます。
このトレードには賛成!とか、自分だったらこの選手を取る!など意見がもしありましたら、ぜひぜひコメント欄にてお聞かせください。
それでは。