どうも、たける(@dime_time_life)です。
今回は今回は「FADEAWAY WORLD」より、ロサンゼルス・レイカーズのカイル・クズマのトレードの噂についての記事がありましたので、詳細を追っていきたいと思います。
題して、「レイカーズがカイル・クズマのトレードで獲得できる5人のスター」です。
それでは見ていきましょう。
参考:5 NBA Stars The Lakers Can Land For A Package Centered Around Kyle Kuzma - Fadeaway World
カイル・クーズマがトレード候補に挙がる理由
まずはカイル・クーズマがトレード候補にあがる理由について。
以下の3つが理由になるのかなと思ってます。
理由① プレイオフでの乱調
巷で言われているの最大の理由がこれですね。
これをきっかけにクーズマはレイカーズからトレードするべきと言われるようになってしまいました。
12.9得点・6.1リバウンド・FG成功率44.3%・3P成功率36.1%
〇プレイオフ平均
6.3得点・3.8リバウンド・FG成功率29.2%・3P成功率17.4%
これだけスタッツが下がれば、確かに批判されても仕方がないのかもしれません。
アンソニー・デイビスが故障するなかでステップアップすべきなのがクーズマでしたが期待に応えることができませんでした。
理由② レイカーズの状況
個人的には、これが一番大きな理由だと思っています。
今シーズンの不甲斐ない結果を受け、レイカーズは積極的に補強を進める可能性が高いです。
レブロン・ジェームズは37歳になり、ADはフルシーズンにわたって健康な状態を維持すること難しいように感じられます。
そんな状況でも勝ち続けるために、レイカーズにはレブロンやADが欠場した際に活躍することのできる3番目のスターが必要です。
クーズマにサードオプションとなることを求めましたが、今後レイカーズは若手ではなく、実力のあるベテランのスター選手にこの役割を求めるでしょう。
理由③ レブロンとの不仲
これはTwitterに突如、噂になったものです。
Rumors: Kyle Kuzma doesn't get along with LeBron James -- might get traded this offseason. 👀
— NBA Analysis Network (@HoopAnalysisNet) 2021年7月1日
(via @colincowherd | h/t @HeavySan) pic.twitter.com/OZhi54fpGp
真相は定かではありませんが、レブロンもちょくちょくクーズマのことは褒めていたので、あんまり信ぴょう性は低いかなと思います。
ただ火のない所からは煙は立たないと言う通り、可能性はゼロではありません。
仲違いでトレードに出された例は過去にいくつもありますので(シャックやマーブリーなど)、これが引き金になるかもしれません。
以上の3つがクーズマのトレードの噂を加速させている理由です。
クーズマのトレードで獲得できる5人のスター
クーズマを放出することで獲得できるスター選手は5人います。
1人ずつ見ていきましょう。
1.バディ・ヒールド
バディ・ヒールド
◆キングス獲得
カイル・クーズマ
デニス・シュルーダー*
ケンテイビアス・コルドウェル-ポープ
*はサインアンドトレード
バディ・ヒールドは、過去3年間で最低の平均得点(16.6得点)を記録しましたが、シーズンが開始したときはまだ比較的一貫性がありました。
このスウィングマンは今シーズン3P成功率39.1%を残しており、ワイドオープンになるとほぼ確実にシュートを沈めることができます。
サクラメント・キングスは、ルーキー・オブ・ザ・イヤーの候補にもなったタイリース・ハリバートンをより多く起用するために、ヒールドは放出候補と噂されていたので、このトレードはうまくいく可能性があります。
ヒールドは、すぐにレイカーズの最高のスポットアップシューターになれます。
レブロンかADのどちらかがフロアにいると、ヒールドは簡単に得点を重ねることができるでしょう。
またヒールドのサイズは、レイカーズにとって素晴らしいディフェンシブオプションとなります。
キングスはクーズマを獲得することで、チームの再建を早めることができます。
2.ケンバ・ウォーカー
ケンバ・ウォーカー
◆サンダー獲得
カイル・クーズマ
デニス・シュルーダー*
ケンテイビアス・コルドウェル-ポープ
*はサインアンドトレード
ケンバ・ウォーカーはボストン・セルティックスからアル・ホーフォードとモーゼス・ブラウンなどのパッケージとトレードされました。
ウォーカーはセルティックスで最初の数シーズンは良かったのですが、怪我が彼の評価を下げてしまいました。
ウォーカーはすでに30代なので、二度と完全な健康状態に戻ることはないのかもしれません。
しかし、それは1試合で20得点を記録することができないという意味かと言われたら、そうではありません。
レイカーズは、プレーオフで自らショットをクリエイトできるガードを必要としており、ケンバはそれを非常にうまく行うことができます。
スリーが打て(今シーズン平均36.0%)、ハンドリングを生かした鋭いドライブがケンバの持ち味です。
オクラホマシティ・サンダーは完全に再建モードになっているので、ケンバを25歳のクズマと交換しても問題は無いでしょう。
3.カイル・ラウリー
カイル・ラウリー*
◆ラプターズ獲得
カイル・クーズマ
デニス・シュルーダー*
ケンテイビアス・コルドウェル-ポープ
*はサインアンドトレード
レイカーズは今シーズンのトレードデッドライン前にカイル・ラウリーを獲得しようとしましたが、トレードは成立しませんでした。
レイカーズがテイレン・ホートン・タッカーの放出を拒否したためです。
ホートン・タッカーまだ20歳にもかかわらず、彼のポテンシャルとオールラウンドなプレイから、ロサンゼルスの誰もが好きなプレーヤーになっています。
さすがにレイカーズは、20歳のフォワードを35歳のポイントガードとトレードすることは選択肢にありませんでした。
レイカーズにとって幸運なことに、代わりにクーズマを含めることでラウリーを獲得できる可能性があります。
ラウリーの経験、ディフェンス、スコアリングのおかげで、再びプレイオフの頂点に目指すことができるでしょう。
トロントはクーズマを獲得して、パスカル・シアカムと一緒にプレイさせることも、パシアカムをトレードに出した際には、シアカムの代役として起用することもできます。
4.コリン・セクストン
コリン・セクストン
◆キャバリアーズ獲得
カイル・クーズマ
デニス・シュルーダー*
ケンテイビアス・コルドウェル-ポープ
2027年の1巡目指名権
*はサインアンドトレード
コリン・セクストンはクリーブランド・キャバリアーズから売りに出されています。
惜しくもオールスターには選ばれませんでしたが、セクストンはNBAの多くのチームから大きな注目を集めています。
セクストンは平均24.3得点・3P成功率37.1%を記録し、クラッチでも得点をとることができる頼りになるスコアラーです。
レイカーズにとって、まさに求めていたプレイヤーのように聞こえます。
セクストンをトレードする際の唯一の問題点は、ドラフト1巡目指名権を与えることです。
しかしレイカーズが来シーズンは優勝を全力で獲りに行くと決めた場合、セクストンを獲得する必要があります。
セクストンは爆発的でハングリーであり、レブロンのリーダーシップの下で大いに向上するでしょう。
クリーブランドも、セクストンとマックス契約を結ぶより、クーズマがフロントコートでジャレット・アレンと組むことのほうが好むかもしれないので、このトレードは理にかなっていると言えます。
5.デマー・デローザン
デマー・デローザン*
◆キャバリアーズ獲得
カイル・クーズマ
デニス・シュルーダー*
ケンテイビアス・コルドウェル-ポープ
*はサインアンドトレード
デマー・デローザンは、ひとりで得点を重ねることのできるショットクリエーターであるため、レイカーズのレーダーに1年中いました。
レブロンとADがフロアにいないときでも、デローザンがいればスコアリングに関しては心配は要らなくなるでしょう
デローザンは今シーズン3P成功率25.7%しか残せませんでしたが、彼はおそらく平均20得点を達成することができます。
このオールスター選手を獲得するために、レイカーズはこのトレードを実行すべきです。
サンアントニオ・スパーズは、この夏に制限なしFAとなるデローザンとのサインアンドトレードを交渉することができます。
レブロン、AD、デローザンのビッグスリーは、レイカーズファンのお気に入りとなることでしょう。
まとめ:クーズマは移籍するべき
まずクーズマは移籍したほうがいいと思います。
理由は明白で、今のレイカーズでは自身の良さが全く出せないからです。
クーズマはシュートも上手いし、ディフェンスも堅いです。
整った環境で試合経験を積み、さらに成長を続ければ、スター選手になれる器だと個人的には思います。
クーズマ本人もそう信じて疑わない様子。
カイル・クーズマは、自身が平均25得点を記録し、オールスターに到達できると信じている。
— たける@NBA情報毎日発信! (@dime_time_life) 2021年7月9日
『間違いなくできるし、信じている。僕は誰かの考えや発言を全く気にしない。僕は自分自身を知っている、そして自分の能力を知っている。一貫性のない役割をこなし続けるのは難しい。』と語った。#NBA https://t.co/nWlgOuUdq0
レイカーズを巣立った若手(ブランドン・イングラム、ジュリアス・ランドル、ジョーダン・クラークソン、ディアンジェロ・ラッセル)は移籍先のチームで成長し活躍しています。
これに続き、レイカーズからある程度自由にプレイできるチームに移籍するほうがクーズマのためになるのかなと思います。
レイカーズとしても、クーズマを交換要員にすれば5人のようなスターやそのほかのベテラン選手も獲得できます。
レイカーズの補強に関しては、この5人だったらデローザンかヒールドを獲得するのがいいのかなと思います。
クーズマもスパーズとキングスに合いそうなので。
結局のところ、レイカーズがクーズマをトレードすることは、お互いwin-winになれる唯一の方法だと言えます。
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以上、「レイカーズがカイル・クズマのトレードで獲得できる5人のスター」についての紹介でした。
今回も最後まで、読んでいただきありがとうございます。
このトレードには賛成!とか、自分だったらこの選手を取る!など意見がもしありましたら、ぜひぜひコメント欄にてお聞かせください。
それでは。